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メンテナンスの手間を減らした自然樹形のお庭にリフォーム

自然樹形のお庭が完成しました。

敷地のお庭はとても広く、樹木の剪定や特に除草の手間がとても大変なため、手間のかからない庭にしたい。でも、樹木をたくさん入れて、雰囲気も緑あふれるものにしたい。というご要望からスタートしました。
住宅地の中にありながらも、結構車通りや人通りもあったので、少し目立つ存在になるのもいいなと思いプランさせていただきました。

手のかかる樹木は撤去

もともと、モミジなどがポツンと植えてあったエリアは整地して、洗い出し土間コンクリート、枕木敷き、化粧砂利、割栗石敷きとして今までの除草手間を一気に減らすと共に、駐車スペースとしても使用できるようにしました。
土間コンクリートだけよりも雰囲気が出てますね。

自然な感じの「スナゴケ目地」

割栗石の目地はスナゴケ目地としています。
落ち着くまではもう少し時間はかかりそうですが、コケが活着して緑の部分が出てきていい雰囲気になってきました。
こういう自然のものは日が経つにつれて味が出てくるのがいいですね。

樹木で覆われた感じを出すために

樹木は、6m・7m級をメインにして全体的なボリュームを出しています。
施主様は「木の下をくぐる感じが好き」とのことだったので、あえて高さのある樹木を選び、特に駐車スペースから玄関までの動線は「木の下をくぐる枝の出し方」にこだわって植えつけました。
それでも手のかからないもので…ということでしたので、アオダモやソヨゴをメインにして、抜けた低い空間は別の樹木で補っています。

省管理を実現するために

忙しい時間の中で、水やりができないかも…とのことだったので、「潅水システム」を導入しました。タイマーで回数や時間を制御して、水やりの手間すらも軽くしてしまおうと。
ホースから点滴のようにぽとり、ぽとりと水を垂らして浸透させます。
これを1日2回(朝・夕)、各30分ずつ。(気温が低い時間帯に潅水するように時間設定)
水を表面から浸透させる関係上、黒いホースが目立ってしまうのが難点ですが、樹木にとって効果は抜群です!!